並木学院高等学校硬式野球部の夏の甲子園予選会。
今年はいつもと様子が違っていました。
マウンドに整列をした選手はユニフォームがバラバラ。
今年は人数がそろわず、呉昭和高校・大柿高校・並木学院高等学校の連合チームとして出場となりました。いつもと様子が違ったのはグラウンドに立つメンバーだけではありません。スタンドでも大きな違いがありました。なんと応援に駆けつけたのは、3校分の応援団。しかも全高校が全校生徒全員応援という、これまでにない大応援団になりました。
並木学院にはないブラスバンドと、応援団の力が加わり、スタンドからはいつもにはない雰囲気が。応援の練習を一緒にすることができなかったので、それぞれの学校で打ち合わせをしながらこの日を迎えました。さてそんな応援はというと、息ピッタリ!!応援する気持ちが一つだからか、気持ちいい応援が響き渡りました。
さて肝心の試合ですが、初回表全員が浮足立ち、緊張からかあっという間の3者凡退。さらにその流れで先制を許してしまいます。なんとか2点に抑えたものの、2回・3回とバッターは緊張からか、初級からバットを振り、あっさりと打ち取られていきます。
守りもピッチャー交代をしても流れを変えることができず、追加点を許してしまう状態。完全に相手ペースに持っていかれてしまいました。
5回表、10対0で迎え、点が出なければコールド負けという場面で、やっとでなかったヒットが出ます。選手の必死さが伝わり、応援の声がひときわ大きくなります。続くバッターが打ち取られ、ツーアウト。そして健闘むなしくスリーアウト。連合チームの夏が終わりました。
今年単独出場ができませんでしたが、連合チームでの面白さ、難しさを学べた気がします。いつも遅くまで、他校まで行って練習を重ねてきた硬式野球部の皆さん、お疲れさまでした。負けていても必死に食らいつく姿勢、いい姿を見せてもらいました。
また、応援いただきました皆様。ありがとうございました。「来年は俺が並木学院の選手として勝利をもたらす」そんな意気込みのある生徒が現れることを期待しています。