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【並木学院】体育祭【初!!】

3月8日(木)、広島県立体育館(グリーンアリーナ)で、初めての体育祭が開催されました。並木学院は通信制の高等学校ですが、様々な行事を行っています。文化祭に、クラスマッチ、球技大会、などなど様々な活動に力を入れてきましたが、これまで体育大会だけはできていませんでした。

ところが生徒が「やりたい!」と声を上げ、先生方を動かし、今回の開催にこぎつけました。

企画立案したのは3年1組(アドバンストクラス)の植木美有さん。学校生活最後の思い出に何かしたいという強い思いから「体育祭」を考えたとのことでした。体育科の先生に計画を持ち込み、何度も話し合い検討した結果、実施が決定しました。選手宣誓を務めた植木さんは、大きな声で気持ちの入った宣誓で全体の士気を上げました。

今回企画した植木さんが選手宣誓 !

チームは3学年混合で紅組、白組に別れて行われ、白熱した対戦が繰り広げられました。種目は、障害物競走、綱引き、大縄跳び、台風の目、集団行動、紅白対抗リレーでした。障害物競走では、スタートしてすぐにぐるぐるバットを10回して、平均台を歩きます。目が回った中での平均台はとくに難しく、何度もやり直した生徒もいました。平均台のあとはネットをくぐりぬけ、テニスラケットにボールを乗せて走ります。その後は6段の跳び箱を跳んで、最後に借り人競走。箱に入った紙を引き、書かれた条件に合う人を捜し、先生と一緒にゴールした生徒もいました。

綱引きでは男女に別れて競い合い、タイミングを合わせる、接地面を増やす、姿勢を低くするなど工夫をしながら高校生らしい試合を展開。もう手がプルプル…なんて言いながらも楽しそうに綱にしがみついていました。

集団行動は全学年が体育の授業で教わります。普段はクラスごとや学年ごとで取り組みますが、今回は初めての3学年混合。練習する時間が少なかったにも関わらず、全員が声をしっかり出し、息の合った集団行動を披露しました。

大縄跳びでは、ロープを回して1人ずつ跳んでいく8の字タイムアタックと、全員が一斉に跳んで競い合う全員跳びで対戦しました。ロープの中に入っていくのが怖くてなかなか足が進まない生徒もいましたが、チーム一丸で声を掛け合い声援を送り続け、ジャンプを成功させると、全員で喜びを分かち合っていました。

「台風の目」という種目をご存知でしょうか。4人一組で列になり、出番のチームは全員で長い棒を持ちながら走り、コース中にある三角コーンをぐるりと一周してゴール(出発地点)を目指します。ゴールに戻ってきたら待機しているチーム全員の足下に棒をくぐらせて一旦最後尾に回り、さらに全員の頭の上に棒を通して前列に戻り、バトンタッチする種目です。コーンを回る時に遠心力で振り回されないように4人が協力をして走ることと、待機中のメンバーがスムーズに行動できるように協力する事が勝負のカギとなりました。ここまで紅組劣勢で進んでいましたが、この種目で一気に勝負は五分五分。結果は最終種目、リレーにゆだねられました。

紅白対抗リレーでは、紅A、紅B、白A、白Bと4つのチームに別れて順位を競いました。全種目が終わり、残るはドキドキの結果発表…。

「紅組265点、白組255点」

10点差で紅組が勝利しました。

体育祭が終わり植木さんに話を聞いてみると、「とても楽しかったです!自分の思いを話して、行動する事で、学校全体が動くなんて思ってもいませんでした。実現して良かったし、本当に嬉しいです」と満面の笑顔で答えてくれました。生徒がイキイキとするそんな並木学院ならではのエピソードでした。

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2023/07/29 (土)

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