並木の魅力の一つは、西日本最大級の学校法人ならではの、さまざまな関連校。
本校では毎年6月に、進路学習の一環としてバス見学会を行っています。
先週末に訪れたのは、岡山理科大学。
好適環境水やうなぎの養殖など、テレビでとりあげられることも多い大規模大学です。
この日はオープンスクールとしてさまざまな体験学習が行われていました。
工学プロジェクトコースのウィンドカー作り。完成目指して一生懸命に取り組む生徒たち。
生物地球学部では、さまざまな隕石の展示を見ながら説明を受けました。
どのような資料を持っている大学で学ぶかは大切、と先生。岡山理科大学には非常に珍しい石がたくさん保管されているそうです。
「ところで、わが校にはウチュウジンも・・」と先生。ざわめく生徒たち。
宇宙人までいるなんて・・・!?さすが岡山理科大!!どきどきで指差されたほうを見てみると・・
はい、宇宙塵でした(汗)
といってもこの宇宙塵も極めて珍しいものとのこと。生徒たちも興味深そうに何度も覗いたり、触らせていただいたりと博物館さながらの展示を楽しんでいました。
さて餌付け体験ができると生徒たちが楽しみにしていたのが、バイオ応用化学科のフグとうなぎの養殖水槽です。
まずはその規模の大きさにびっくり!陸で魚の養殖をする、というスケールの大きなプロジェクトならではの設備です。
ふぐやうなぎの稚魚に餌付けをしながら顔をほころばせる生徒たち。
自分の好きなことを研究につなげ、それを就職につなげていくんです、と説明する先生の言葉には重みがありました。
自分の好きなことを真剣に学ぶことが実を結び、人々の役に立つようになっていく・・そんな将来の築き方について、真剣に考えるきっかけとなった岡山理科大学バス見学会。
戻ってきてからの生徒たちは、以前より真剣に自分の未来と向かい合うようになりました。
次回は倉敷芸術科学大学の見学会についてレポートします!