すっかり秋らしくなり、通りに落ち葉もちらほら見られるようになったここ数日。
秋は文化の季節、スポーツの季節・・といろいろと形容されますが、ここ並木でももちろんそうです。
並木ではいわば、秋は集中講義の季節!
先々週から、体育の 「アーチェリー」、「フットサル」、「卓球」、公民演習の 「広島城史跡めぐり」、学外から専門の講師をお呼びしての総合学習 「租税教室」 「携帯安全教室」 と、集中講義が目白押し。今週の金曜日は大人気の宮島「登山」もあります。
二日制・通信制の生徒たちは今日は広島城、明日は体育、と大忙しながら
「広島城、小学生以来じゃけんねー。」
「アーチェリー、生まれて初めてだったけどおもしろかったー!」
「最近ずっと家におったけぇ、体育でいい汗かいたわ~。」
などと、とても楽しそう。
また、普段は授業が違うなどして会うことのない生徒同士の交流が深まるのも、こういった集中講義のとき。
大の仲良しの生徒同士が知り合ったきっかけが、
「体育の集中講義で初めて口きいたんよ。」
「総合学習のレポートで悩んだとき、教えてくれたのが○○ちゃんだったんよ。」
ということも、本当によくあるほど。
アーチェリーや登山など、グループで移動する授業では特に交流が深まり、それまで知らなかった生徒同士がメールアドレスを交換し合いお互いのあだ名を教えあうなど、見ていて本当にほほえましい光景です。
毎週教室に静かに座り、先生の授業をしっかり聞く。
というのももちろん大切なことですが、いろいろな場所に出かけてさまざまな体験をしたり、普段はお話を伺う機会の無いプロによる講義を聴く、という「体験・経験」を高校時代という一番感受性が豊かな時にするのはとても大切なこと。
秋の集中講義、これからまだまだ、実際の検察庁に出かけていく「検察庁見学」やドライビングスクールから教習所の先生をお呼びする「交通安全教室」、体育「ボウリング」など、さまざまなものが開講されます。
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写真は 佐伯国際アーチェリーランドで行われた集中講義「アーチェリー」 。オリンピック出場の石津選手も練習に来られていました。