今期の卒業生は12人、これまでの並木での努力がこの日実りました。
校長先生からは、
「これまでの並木での学校生活はウォーミングアップ、これからが本番のマラソンです」
と、人生をマラソンにたとえた式辞をいただきました。
卒業生代表感謝の言葉は 白石篤子さん。
並木入学後、次第に不登校となってしまった自分を回想し、
「先生や家族は、そんな私でも見捨てないでいてくれました」
と、また卒業を目指しがんばりはじめたことや、
先生のどんな言葉をもらっても理解できなかった自分が、今では理解できるようになったことなど、
並木で学ぶ中での自分の成長を飾らない言葉で語り、教員たちも目頭を押さえながら聞き入りました。
卒業式の後は、卒業証書をもっての記念撮影。
最初は緊張していましたが、徐々に「卒業した!」という喜びが沸いてきたのでしょうか、満開の笑顔となりました。
記念撮影後は、先生たちと記念撮影をしたり、これからの進路のアドバイスをもらったり。
一時間弱の式でしたが、そのあとも先生たちとながいこと話をしていた、卒業生たちの姿がありました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。みなさんのマラソンは、まだはじまったばかり。
人生のマラソンコースは、まがりくねっていたり、あがったり、さがったり、
応援してくれる人もいれば、コースに飛び出してくる人、手を差し伸べてくれる人・・
さまざまな人にも出会うことでしょう。
人生のマラソンコースを、どう走るかは、皆さん次第。
並木で学んだことを忘れず、立派な社会人として歩んでくれることを願っています。
本当におめでとうございました。