約70名の保護者の方々がご出席くださり、学校からは、校長、教頭からの全体的なお話に加え、各担当からの生徒の教務面、生徒指導面、進路面などの現状を、資料も交えてご報告させていただきました。
野球部や英会話部など、各部活動の活躍ぶりや、生徒たちの日ごろの生活、慶応などの有名校に進学した昨年度の進路の状況など、熱心にメモを取りながら聞いていただきました。
また、今年度の講演として、広島公共職業安定所より指導官の先生においでいただき、
の演目で講演をしていただきました。
本校では、社会に出て役立つ人材を育成するために、忘れ物や提出物期日・時間の徹底や、挨拶、言葉遣い、規則正しい生活、などの社会人としてのマナーを卒業までに身に着けるよう指導を行っていますが、先生が一番におっしゃっていたのも、そういった「社会人としてのマナー」の点でした。
「面接官は、何千人という応募者を見ています。その場だけで取り繕っている相手は一瞬で見抜きます。日ごろからマナーを身につけているからこそ、内面から面接官に伝わるのです。」
というお話や、
正社員がなくともアルバイトで十分、という方向に流されがちな生徒たちの風潮に関しても、
「ニートやアルバイトを長く続けることは、正社員を希望するとき、信用の低下につながります。」
といったお話に、保護者の方々も、私たち教員も深くうなづきました。
午後には個人面談があり、各担任の先生方と今後の進路や生活面などの話をしていただきました。
おいでくださった保護者の皆様、本日は足元のお悪い中、ありがとうございました。