本日、広島市中区のオリエンタルホテルにて、平成23年度卒業式が行われました。
今期の卒業生は全117名。
三年間の努力と結果が実る、輝かしいこの日がとうとう訪れました。
式に先立ち、昨年日本を襲った東日本大震災の犠牲となった方々への追悼をこめて、卒業生の五日制3年1組が制作したショートフィルムが放映され、黙祷が捧げられました。
卒業証書は総代の行政知恵さんに授与され、さまざまな学外の賞や、文芸功労賞・体育功労賞の受賞生徒には表彰状が授与されました。
続いての学校長式辞では、
「人生をランニングに例えるなら君たちの今日はウォーミングアップが終わったところ。これからが本番です。」
とエールが送られました。
在校生代表の二年生からは、
「先輩達と過ごした日々が今日で最後なのだと思うと、感謝の気持ちと同時に寂しい気持ちでいっぱいです。」
と言葉が贈られ、在校生達は会場の最後部の席で、旅立っていく先輩達の後姿を見守りました。
卒業生代表感謝の言葉は 甲田繁くん。
並木に入学したころからの自分を振り返り、
「温かく見守ってくれる仲間の存在を知り、力強いアドバイスを与えてくださる先生方の存在」
が前向きな学校生活を送る支えとなってくれた、と語り、楽しい仲間達の思い出をおりませながらの言葉に卒業生達も目に涙を浮かべて聞き入りました。
最後は卒業生117名が並んでの記念撮影です。晴れの姿に、カメラを握った保護者のかたがたのフラッシュが光り、卒業という勲章を手にした卒業生達の喜びに輝いた顔が、ますます笑顔になります。
卒業生の皆さん、本日はおめでとうございます。
ランニングのウォーミングアップが終わり、これから長い長い道のりが皆さんの前に広がっています。
卒業証書を手にした皆さんのゴールには、夢と希望が待ち構えていることでしょう。
並木を離れても、教職員一同、今までと同じように道の両端に立って皆さんを応援しています。
保護者の皆さま、本日は本当におめでとうございました。