山ガールに山ボーイ・・
そんな言葉が雑誌の見出しを飾ったり、テレビで特集されたりと最近は登山やトレッキングがブームの日本。
ここ、並木でも、今週火曜日に体育の授業として「登山」が行われました。
目指すは・・
宮島、標高535mの弥山(みせん)です!
雨交じりの曇り空の中、そびえたつ山を見て少し不安そうな生徒たちを激励しながら、まずは山のふもとを目指します。
もちろん宮島らしい、かわいらしい応援者も。
ここまで来たら、がんばるシカない!(スイマセン・・)
霊火堂の消えずの火で有名な大聖院を過ぎると
だんだんと山登りらしい景色に。
横に見えるのは白糸の滝。階段が続き、そろそろ息があがりはじめた生徒も。
展望台についたらお弁当、しんどいという声を上げながらも、それを楽しみに登ります。
頂上まであと少し!
この展望が見えたら・・
やったぁ、頂上到着です!
残念ながら、天気が悪く展望は晴れの日ほどではありませんでしたが、それでも宮島をぐるりと囲む青い海と
美しい鳥居の朱を見ることが出来ました。
お昼ごはんを食べ展望を堪能した後は無事、誰一人怪我などもなく下山し、体育 登山は終了となりました。
「山を登りながらこう考えた。知に働けば角が立つ・・・」
とは夏目漱石ですが、山を登りながら、生徒たちの心の中にも様々な思いがめぐったことでしょう。
険しい山道やどこまでも続くかに思える階段―といった辛い道のりの後の美しい展望と達成感が、生徒たちの心の中に新しい何かを灯してくれたかもしれません。